手抜きママのひとり言

夫と二人の娘と犬と一緒に暮らしてます。現在40歳。

“優しさ”ってなんだろう…。湊かなえさんの‘‘ポイズンドーター・ホーリーマザー’’を読んでいます④

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湊かなえさん短編集の4本目。

 

優しい人」

 

 

優しさってなんだろう…。

 

思わず呟かずにはいられない。

 

 

このお話…

 

耳が痛い…

 

いや、

 

正確には目が痛い。

 

 

優しさって、

 

 

自己満足なだけだったりすることもある。

 

 

 

ワルモノ二ナリタクナイ…

 

イイヒトデイタイ…

 

キラワレタクナイ…

 

コトワルノコワイ…

 

 

私もきっと、こんな感じで

 

優しい人

 

になってしまっている時があるんだと思う。

 

 

実際、好きでもなかった人に付き合って欲しいと言われて、あまりの熱心さに断ることも出来ず交際を始める。

 

そんなことが何回もありました。

 

みんなに嫌われている子に、親友になってと言われて、断ることができず、ずっと一緒に過ごしたという経験も少なくないです。

 

私は、以前、こちらのブログにも書きましたが、

 

去る者は追わず 来るものは拒まず

 

そうやって生きてきました。

 

周りからは、

 

 

面倒見がいいね。

 

人が良すぎ。

 

優しいね。

 

 

そんな風に言われることが多かったと思います。

 

でも、

 

断ったり、冷たい態度をとったり、批判したり、自分の意思をはっきり伝えたり…

 

そういったことは、優しくするより、すごくエネルギーを使うんです。

 

こんな自分を必要としてくれる。

 

好きになってくれた。

 

断ったら何かされるかも…

 

冷たい態度をとったらヒドい人だと思われるかも…

 

色々な思いが駆け巡り、結局相手を受け入れることが一番ラクだという結論に至る。

 

みんなが遠ざけているいる人にも、冷たい態度を取れないので、優しく接する。

 

そうすると相手は私が自分に好意を持っていると感じる。

 

気づくと恋愛対象だったり、親友対象だったりになっている…。

 

友達なら特に問題は無いけれど。

 

恋愛対象となると話は別。

 

同性か異性かで、その後の人生が変わってしまうということもあるのです。

 

二度、殺されかけたことがあります。

 

理由は

 

優しさの勘違い

 

とでも言ったらいいののでしょうか…。

 

 

私は

 

 

本当の意味で、

 

優しい人ではない

 

んです。

 

 

このお話を読んで、今、はっきりとわかったような気がします。

 

この物語の主人公。

同じような “優しさ” を持つ女性なんです

 

物語の最後に、

 

あなたは優しい人ではない。

 

と指摘されます。

 

本当の意味では、優しい人ではないと…。

 

 

ただ、湊かなえさんは、最後に私を救ってくれる一言を、このお話の最後の一文にしたためてくれています。

 

この文章に私は胸の奥が熱くなるのを感じました。

 

その文章、全てはここには書きませんが。

 

でも、それは決して悪いことじゃない

 

この言葉でお話を締めくくっています。

 

詳しく書くとネタバレしてしまうので、気になる方は是非、読んでみてください。

 

母親になった今、

 

 

本当の優しさの意味を、少しずつ理解できてきているような気はしています。

 

このお話を読んで、また考えるきっかけができました。

 

考えがまとまったらまた書いてみたいと思います。